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RECRUIT

先輩インタビュー

尊敬する先輩と働けていること、また、同じく尊敬する母と同じ仕事ができていることへの喜びがあります。

特別養護老人ホーム「とらいふ武蔵野」
介護職員 Mさん

2023年2月社会福祉法人とらいふ入職

 とらいふ武蔵野は、東京都多摩地域で初めての、保育所を併設した高齢者介護施設です。私たちの法人理念である【人の幸せ・地域の幸せ・福祉文化の創造】は、生涯のさまざまな段階での個々のニーズを尊重し、それぞれが共に成長し、地域の誰もが相互に支え合う社会を構築すること(「地域包括ケア」)への貢献を目指しています。

 そんなユニークな環境の中で働く職員のひとりが、2023年2月に入職したMさんです。Mさんのお子様は、私たちの施設内事業所「ベリールーム」で1日を過ごし、その間、Mさんは施設内の特別養護老人ホームで、情熱をもって高齢者介護のお仕事に尽力されています。

 とらいふ武蔵野では、すべての人々が、それぞれの仕事と生活を両立させることができるよう、全力でサポートしています。 

《Mさんへのインタビュー》

まず、Mさんが未経験から介護の仕事にチャレンジしようと思ったきっかけを教えてください

母親が長く介護の仕事をしていて、小学生の頃までよく母の職場に遊びに行っていました。その時の体験で「困っている人は助けるものだ」という考えが自分の中に当たり前に沁みついていて、それを体現する方法として介護の仕事を選びました。

とらいふ武蔵野で働こうと思ったきっかけは何ですか?

娘と離れることには抵抗があるものの、「仕事も始めなくては」という状況で、託児所付きの職場をハローワークで探していただき、とらいふ武蔵野を選びました。

とらいふで働き始めて3ヶ月が経ちましたが、今はどんな気持ちですか?

この仕事を始めるまで、介護を必要とする高齢の方々と接する機会がなかったので、最初は挨拶をするのも緊張しました。会話を重ねるにつれて、お一人おひとりに親しみを感じる瞬間があり、距離感を掴めてきたと感じています。そんな中で、以前ユニットリーダーと一緒に排泄介助に入った時に、「(動作の)協力をしてくれてありがとうございます」とご入居者に繰り返し伝えながらオムツ交換をするリーダーの姿をみて、衝撃を受けました。私は、「介護士はケアをする人、ご入居者はケアされる人」という固定観念を持ってしまっていたので、ご入居者に対して「ありがとう」という言葉をかけるという発想がありませんでした。自分は全然分かっていなかった、甘かった、と感じました。

業務に関しては、段階的にすこしずつ繰り返しチャレンジさせていただけているのと、「焦らなくて良いよ」と何度も声をかけて頂いているので、自分のペースで理解を深められていると思います。

育児をしながら働くことで、大変さは感じていませんか?

週3日で働き始めて、慣れてから週4日に増やしていただいたので、負担感はありません。働くことで育児の息抜きにもなっています。娘と少し離れたことで、娘の成長を実感できたことは良かったです。

飲食業界での接客経験が、老人ホームでの仕事にどのように役立つと思いますか?

どちらの仕事もご利用者に親切に接することが大切なので、飲食店での接客が介護の現場でも活かせていると思います。また、時間管理をしながら業務をこなすこと、チームワークが大切であることなど、共通点が多いと感じています。

仕事のやりがいや、楽しみを感じるのはどんな時ですか?

尊敬する先輩と働けていること、また、同じく尊敬する母と同じ仕事ができていることへの喜びがあります。人を助けることで自分も助けられるというか、その相互作用があって、いつも自分のためになっていると思います。

今後の展望や、自分がやってみたい役割については、どう考えていますか?

「一人で業務ができるようになる」が当面の目標ですが、私はいつも自分に高いハードルは課さないことにしていて、「明日は今日よりスムーズに」とか、「1週間続けられた」「3ヶ月続けられた」など、少しずつ積み上げていきたいと考えています。上手くいかなくて落ち込むことは今の所ところありません。「新人だから教えてもらうぞ!」「できないものはできないんだぞ!」と考えられるのが自分の長所だと思います。信頼を壊さないように、少しずつでもできることを増やしていきたいです。

◎インタビューを終えて◎

 右の写真は、今回インタビューをさせていただいたMさん(右)と、ユニットリーダーのWさん(左)。

Wリーダーはインタビューの間、新人時代の思い出や自分の失敗談を交えながら、「Mさんはそんなふうに自分に気づけたなんて偉いね」「介護は一人ではできないから、一人ひとり考え方が多少違っても、同じところを目指してやっていこう」とMさんに優しく語りかけていました。


介護職としての経験が10年違う先輩・後輩の二人が、介護の楽しさを清々しく語り合う姿はとても頼もしく素敵でした。

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